年度末ですね!
どうも!愛宕山です!(^^)
早いことに、もう年度末ですね!
新型コロナウィルスの影響で、残念ながら楽しみにしていた卒業式や旅行など、多くのイベントが中止になってしまい、大変お辛い思いをされた方が多かったかと存じます。
こればかりは自然現象ですので、いつになったらおさまるのか見通しがつかない状況です。
十分な栄養補給と睡眠、免疫力を高めて、無駄な外出を控え自宅で出来ることを精一杯前向きに取り組むようにしましょうね!
ちなみに私は、最近とある資格の勉強をはじめて、自宅にいる時は囲碁の勉強か、資格の勉強に没頭しております!(^^)
うわての無理筋
それでは今日の本題に入ります。
とある私の生徒さんが、「うわての方と対戦した時に、定石ハズレを打たれて応手に困った」ということでした。
これ、囲碁ではホントよくあるんですよね!
そりゃ、うわての方が持っている知識が多いわけですから、正しくない手を打たれても、まんまとハマってしまう・・・。
変な手だなぁ〜と思いつつも、うまく対抗できなくて形成を悪くしてしまう・・・。
私は、そんな悩める入門者〜有段者の方々の強〜い味方です!!
自分自身も、そんな苦い思いを星の数ほどしてきましたので、その経験を活かしてお役に立てればと思います!(^^)
1図をご覧ください。
(1図)
黒△とケイマガカリ、白が二間高バサミ、黒1と三々に入った場面ですね。
黒△がある時、白4ではもう一本ノビるところですね。
(2図)
そこで、その生徒さん「白4を咎める為に黒5と切りにいったら、白8までと逆襲されて困った・・・」とのこと。
なるほど!2図、白8までですね!
確かに力自慢のうわての方は好きそうな打ち方ですね!(笑)
黒5と立ち向かっていかれた姿勢は素晴らしい気合いです!
うわての方も抵抗されて、びっくりしたと思いますよ(^^)
ただ、黒5と切る前に、少しだけ下準備をしておきたかったですね!
オススメ!一本下がってから切る
(3図)
3図、まず黒5と一本下がってみましょう。
その後、
(4図)
4図白6とおさえてきたら、そこで黒7と切ります!
こうなれば、△の黒が大いに働いており、この後は黒が悪くなることはありません。
(5図)
例えば5図、白8から黒11までのようになるくらいでしょうが、これは黒十分の分かれです。
(6図)
もし6図白10などのように抵抗してくれば、黒11とこちら側を切れば大丈夫です。
白12などともがいてくるかもしれませんが、それには黒13で、この白3子は逃げられません。
ご研究ください。
これも良し!ハネてからのハサミツケ
(7図)
黒5の一手で、7図のようにハネるのも正解です。
ただしこの打ち方は、周りの配石状況やシチョウ関係で後々難しくなる可能性があります。
その危険性については後述しますが、心配であれば3図のサガリが分かりやすくオススメです。
少し外れましたが、7図の黒5の後に・・・
(8図)
8図黒7ハネツギを利かしてからの黒9とハサミツケ!
(9図)
白10と戻るのが冷静で、黒11とワタれば黒良しです。
本来の三々定石を打った時より白が1つダメが詰まっていますね(すぐに白4と出て、黒11とオサえさせた理屈)。
ハイリスクハイリターン、白からの反撃
(10図)
先ほども述べました通り、白から反撃される危険性が10図の白10以下です。
例えばですが、白12〜白16などとギリギリ仕掛けて来られると、かなり難しい展開になってしまいます。
周りの配石状況や、シチョウ関係にもよりますが、このような読みを必要とする進行は、上手としては大歓迎でしょう。
もちろん競り勝つことができれば大きく得をしそうですが、一歩間違えるとつぶれてしまいそうです><。
もし試されてみたい場合は、予め早い段階から読んでおく必要がありそうですね。
最後に
この記事に関するご意見やご感想など、コメントやDMでいつでもお待ちしております!
また、新宿歌舞伎町「碁席秀策」にて、1人1人に合わせた優しく丁寧な初心者講座と指導碁を実施中です。
これから囲碁をはじめる超初心者の方〜三段程度の方が対象です。
初心者講座は1時間2千円、19路盤での指導碁は一局2千円、いずれも席料別途でいただいております。
日時は不定期。その都度、生徒さんとの相談で決めております。
会員登録不要、完全個別指導ですので、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談くださいませ!^^
今日も最後までご購読いただき、ありがとうございました^^
『碁席 秀策』
新宿区歌舞伎町2丁目38-2 第2メトロビル3F
TEL 03-3232-8745
コメントを残す