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AIの流行により、多く見受けられるケイマ受け
どうも!茶碗のかどです^^
気が付けば7月。まだまだ天気の悪い日が続きますね。
特に昨日今日は風が強く、大切にしていたコーヒーの苗がひっくり返ってしまいました><。
さて前回に続き、この記事ではまた少し珍しい手をご紹介します。
皆様ご存知の通り、AIによる手が大流行していますよね。
1図、小目の黒へ白1の小ゲイマガカリに対する、黒2のケイマ受け。
(1図)
この形は以前からも存在してましたが、AIの流行後によく見かけるようになりました。
(2図)
2図の黒2と打てば、かの有名な本因坊秀策が愛用した「秀策のコスミ」ですね!
AIも驚き!?一見甘そうな、しかし有力な珍手!
1図の黒2で、3図黒1と上にケイマする手も有力なんです!
(3図)
級位者の方だと、置き碁で中央を囲いたい時などに使うケースは見られますが、有段者以上の方にとっては「甘い手」と感じる方が多いのでは?
では、この後どのように打てば強力な武器に使えるか、ご紹介しますね^^
最も簡明な分かれ
(4図)
4図の白1は冷静な着手。
黒も2と開いて、双方ともに一番簡明な分かれです。
黒、大成功の分かれ
(5図)
5図白1は、黒としては大歓迎!
すぐにでも黒2とコスミ付けて、素直に白3ならば黒4。
最初にケイマした⬜︎の黒が、ちょうど白2子の頭を叩いた形になってますね?
しかも白2子はダメ詰まりで、黒aツケからの手も残ってます。
黒、大成功の続き
また、周囲の配石によっては、6図のような攻め方も有力です!
(6図)
黒1と利かして白2と受けさせてから、黒3〜黒5のハネツギ。
黒は隅に大きな確定地を作りながら、白の眼形を奪い圧力をかける。
こうなれば、黒は簡単に負ける気がしませんね^^
白から考えられる反発
(7図)
白から考えられる反発は、白1ツケから白3とふくらみ、白5〜白7と切り取る強豪手段です。
しかし黒12(もしくはa)とヒラき、黒の壁が厚いので不満はありません。
白、頑張り過ぎの図
(8図)
7図の白7で、8図の白1は頑張り過ぎ。
黒2アテから黒4カケツギ、黒6と隅で生きれば、白は生きていない石がバラバラ。
これも黒、負ける気がしませんね。
黒の自慢
(9図)
尚、高段者の方でしたらすでにお分かりだと思いますが、級位者の方にもお分かりいただけるように確認しておきましょう^^
9図の白5と、こちらに置かれると隅の黒が死んでしまうのでは・・・?
白5には、黒6と外側をおさえて大丈夫!白7とアテられた時、黒8とつげるのが黒の自慢!
白はダメヅマリのためaと打てず、この図は黒に軍配です^^
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